2010年05月31日
『ひばり伝』ようやく完読
酒田市飛島出身の俳人で出版社「深夜叢書社」を経営し、フリーの編集者としても活躍している齋藤慎爾さんの大著『ひばり』を、つい先日読み終えました。「ふ~」。読み始めたのがゴールデンウィーク後半戦の初日の5月2日だったので、最終ページに辿り着いた同16日まで正味2週間。椅子に座って机に向かうという、正しい読書の姿勢とはおよそかけ離れた格好―腹ばい、仰向け、横向きといろいろな体勢になりながら―で、この傑作評伝と格闘したのです。
読んだ感想を一言で言えば「ああ~面白かった」ということになります。もちろんこの本は昭和の天才歌手・美空ひばりの生涯を軌跡を記しているので、ひばりの歩んだ人生を詳細に知ることができます。しかし、それよりも興味深かったのは、ひばりを論じるために、古今東西の多種多様な人物や書籍が登場し、そこから膨大な量の引用がなされているということでした。
なので、読み進めていくうちに「この人は知っている」「この人は知らない」というような読み方になってしまったのですが、それはそれで楽しい時間でした。「そんな読み方は邪道だ」と叱られそうですが…。そんなことがあり、齋藤さんも絶賛していた美空ひばりの歌、それも少女時代の曲をじっくり聴いてみたい、と思っているこの頃です。
読んだ感想を一言で言えば「ああ~面白かった」ということになります。もちろんこの本は昭和の天才歌手・美空ひばりの生涯を軌跡を記しているので、ひばりの歩んだ人生を詳細に知ることができます。しかし、それよりも興味深かったのは、ひばりを論じるために、古今東西の多種多様な人物や書籍が登場し、そこから膨大な量の引用がなされているということでした。
なので、読み進めていくうちに「この人は知っている」「この人は知らない」というような読み方になってしまったのですが、それはそれで楽しい時間でした。「そんな読み方は邪道だ」と叱られそうですが…。そんなことがあり、齋藤さんも絶賛していた美空ひばりの歌、それも少女時代の曲をじっくり聴いてみたい、と思っているこの頃です。
Posted by グルこぞ at 19:25│Comments(0)