取材で飛島へ

グルこぞ

2009年04月13日 18:00

4月6日、飛島で9年ぶりの小学校開校式があり、取材に行って来ました。

4月の飛島定期航路は1日1便で11時飛島着。
一方、飛島小学校開校式は午前10時から。
=当日取材は間に合わない。

というわけで、前日5日に島に渡りました。

朝、定期航路発着場に着くと、波は高くなさそうだけど、なんだかイヤ~な風が…。
船は定刻9時30分に酒田港を出港。
間もなく、イヤな予感は的中しました。

波にうねりがあって揺れる揺れる!窓には叩きつけるような波。
波に乗り上げてはストン、グラグラ、が無限地獄のように繰り返される。
後ろでは早くも「オェオェ」言っている。
「早く港に着いてくれ…」
時計をにらみ続けること90分。午前11時ようやく飛島・勝浦港入港。
なんとか船酔いだけはならずに済んだものの、
タラップを降りたときには地面にキスしたくなりました(/ ̄3)/

宿の迎えの車に乗り込み、チェックインを済ませたら学校へ。
途中、北朝鮮からの飛翔体発射の島内放送が入りましたが、島はいたって平静でした。

学校での取材もスムーズに進み、外に出て時計を見たらまだ午後2時過ぎ。
せっかくなので自転車でグルっと島を一周回ることにしました。



飛島は不思議な島です。日本の秘境100選にも選ばれたこともあるとか。
島の南端には未解読の絵文字を刻んだ石があったり、
洞窟では平安時代と見られる人骨が見つかったり、
特に賽の河原はパンフレットにも「石は持ち帰らないでください」と記してあるほどの霊的な場所らしく、
道の途中には、なぜか江戸時代のお金・寛永通宝が落ちてましたが、さすがに「何か」ありそうなので手はつけなかったです(; ̄□ ̄A


1時間もあれば島は1周できましたが、
全体として時間の流れがゆっくりとしていて、休暇で訪れるにはいい所ですね。
大物も釣れるらしいし、次は竿をかついでくるとするかな。

編集部・土田